小林よしのりが好きだ

小林よしのり氏の、新ゴーマニズム宣言は、ときどきEZ amazonの商品などとして送られてきます。それが出品できない価格になっていると、僕は小躍りして喜びます。が、そればかりではちゃんと読めないので、昨日ブックオフに行ったときに105円で売っているのを、まとめて買ってきました。

僕はゴーマニズム宣言が好きです。よしりんの憤っているところが、おしなべて実に明快で理にかなっていて、博愛に満ちているからです。

思えば昔より、日本人はその精神性の高さゆえに諸外国から認められ、対等に扱ってもらったのであろうと思います。

例えば、産業革命後のヨーロッパ諸国へ勉強しに行った江戸、明治の特使たちは、それこそとてつもない田舎者、いや、それを通り越して、奇妙な風習の原始人に見えただろうことは想像するに易いですが、その日本人たちが諸外国で受け入れられ、認められたのは、ひとえにその精神性の高さによるものだと思います。

あのアインシュタインも、戦前の日本人の気質について、こう語っていたそうです(以下引用)
「日本人は疑問を持たず非個性的で、自分に与えられた社会的機能を晴れやかに尽くし、思わせぶりもなく、しかもその共同体と国家に対して誇りを持っている。」

こういったサムライの精神性、いわゆる武士道精神は、博愛の勝った、素晴らしいものであったはずです。そうして、質実剛健で向上心に満ち、社会性に富んだ日本の社会というものが形成されていったのでしょう。

しかしながら、第二次世界大戦の敗戦の結果、日本の精神性に脅威を覚えていた連合国側、特にアメリカの占領国政策により、日本人はその拠り所である国に対する誇りと、共同体に対する愛を失っていきます。その危険な愚民政策的考えは今も綿々と日本人の中にシステムとして根付き、常識とさえなってしまっています。

国と国民に対して不利益な報道をする売国奴的なマスコミや、それらを無条件に養護してやまない知識人などの手によって、かつて、自分の共同体のために命を張って戦い、無念のうちに散っていった人々の高潔な魂までも、貶められてしまっています。

小林よしのり氏の論点は明快です。常識として教えられている「南京大虐殺」や「従軍慰安婦問題」など、そういったことに今一度、考証を加えて、そしてもう一度、戦争とはなんだったのか、日本人とはどういう人々だったのかを再認識し、自分に降りかかる思想のベクトルを見抜き、、その事実を自らの頭で考えて、自分なりの意見を持った「個」となるべきである。正しい認識と、自らの判断を信じる「大人」になるべきだ、そう言っていると思います。

僕の時代の日本人は、個を殺す教育を受けてきていると思います。第二次産業の労働力としてふさわしい、従順で、反逆心を抱かない人間こそが、僕の時代の日本人の理想だったように思います。その後社会が複雑になり、より深い知識や専門化が必要になってきてはいますが、基本的にはそれらの体制はかわっていないように思えます。

そういった教育や、社会システムの中で、多くの日本人は思考停止している、と思います。もっともっと、より多くのことに感心を持ち、社会について考え、共同体についての施策を練り、大人として、市民として、力をふるう人間が必要だと思うのです。かく言う僕も、この年になるまで、面倒なことには関わらない、だれかがやってくれるから、いいや・・・そう思う一人でした。

小林よしのり氏の言うことが明快なのは、それが当然のことを言っているからに他なりません。あるいは、彼の調べた歴史考証や資料に間違いやある種のベクトルがあったにせよ、僕たちはもっと自分の頭で考え、先祖に感謝し、日本という国の美しい風土や伝統を愛し、隣人を愛そうよ!成熟した大人の日本人として、きちんと社会と向き合おうよ!よしりんの言いたいところはそこだと、いつも、そう思います。

それにしても、このシンプルな命題について疑問や反論を差し挟む、よしりんの言う「サヨク」の人たちの多いこと。そしてその反論の稚拙なこと・・・よく、恥ずかしげも無く、そんなこと言えるなって思います。読んだことの無い人、是非一度読んで見てください。お勧めです!

↑今更ですが(笑)

ページ上部に移動する

コメント/トラックバック (2件)[ RSS ]

いつもブログ拝見してます。天皇論が売れてるらしいですね。

そういえば直前で止めたという増床計画はどうなってるのでしょうか?早く会員募集再開してくれるのを待ってます。

どうもどうも。いつもありがとうございます。
天皇論、面白かったですよ。

天皇陛下が何をしているのか、
日本とはそもそもどういう国なのか。
そういったことを改めて考えさせられました。

増床前に、いったん募集を再開する予定です。
よろしくお願いしますm--m

記事 「小林よしのりが好きだ」 に対してコメントをする

※メールアドレスは管理人以外には公開されませんのでご安心ください。

コメント内で使用できるXHTMLタグ:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

トラックバック URL

ブログトップページへ戻る