浜岡原発が停まることになりました!!
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菅首相の大英断なのか人気取りなのか、はたまた噂どおり横田基地を守りたいアメリカの思惑なのか、理由はいろいろ勘ぐられていますが、とにかく危険きわまりない浜岡原発が停止することになりましたね。いや~、良かったです。
Youtubeなどでも多くの警告を発する映像が張られていましたが、この浜岡原発は、設計者が地震に耐えられないから停止を呼びかけられていた危険な原子炉です。しかも近く来るのではないかといわれている東海地震の震源になる活断層の真上。さらに言えば、原子炉建屋とタービン建屋の間に断層があり、その間を配管が宙ぶらりん状態という念の入りようで、知れば知るほど核地雷としか思えないような代物でした。
まずはひと安心という状況です。これはやはり自民党にはできなかったと思うので、今まで民主党政権になって初めて、国民の為に良い政治判断をしたのではないかなあ。まあ、民主党は中に売国を旨とする人が沢山いるので、僕は全く支持する気になれませんけど。
ところで、僕の調べた限りでは、中部電力は原発はこの浜岡一箇所しか持っていません。そもそも強力な火力、水力発電所を所有する中部電力では、原発はなくても、十分な発電量があるそうです。事実浜岡原発の発電力の割合は10%以下だそうで、燃料の都合さえつけば原発は無くても、電力供給には全く問題ないらしいです。
さらに言えば、中部電力は浜岡原発を所有したかったわけでもなく、ただただ本州の電力会社はみんな、原発を所有することとする行政指導のもと、仕方なく運転していたという話もあります。それが本当であれば福島の惨状を横目に、中部電力幹部はすっきり胸をなでおろしていることでしょう。ちなみに沖縄電力が除外されていたのは、やはり米軍基地がらみだと思います。
このほかにも、もんじゅを初めとする若狭湾周辺や刈谷原発などなど、まだまだ危険な原発が目白押しにある状態です。ですが、この浜岡原発の停止は、この原発傾倒の日本のエネルギー政策に、とても大きな一石を投じることになりそうです。
当面新しい原発の建設はほぼできないでしょうし、古くて廃炉になるものもでてくる。さすがに福島第一で行われた根拠の無い延命措置も、今後はできないものと思われますし・・・・さらには、現在稼動していないものは、安全基準を引き上げられたりと、原発にとっては逆風になることが確定したのが大きいと思います。この機会に、核の重い十字架を降ろしたいと考える電力会社もいるはずだと思っています。
しかしながら依然として残る大問題はマスコミです。彼らは、本当に電通のいいなりになっていて、電通の利益のためには嘘も平気で放送するというありさまのようです。つまり巨大スポンサーは世論を牛耳ることが簡単にできる時代になっているのです。たとえば私は、福島の事故では、本来最も糾弾されるべきは、原子力保安員をはじめとして10は下らない監査権限を持つ行政機関だと思っています。
国民は税金で彼らを雇用しています。しかも相当な高給で。そして彼らがいるから、他の誰も原子力行政を監視できない。それなのに全くの無作為、無計画、無責任のザルであったことに、日本人は怒るべきです。ですが、原子力関係は自民党、民主党、電力会社、などの権力を持つ人たちが運営していたことですから、どこのマスコミもそう言わない。これから落ち目になることが確定している東京電力に全部の責任を負わせようとしているとしか思えない報道をしています。
また、どんどん上がる放射能の被曝規制値についても、しれっと嘘をつく御用学者をどんどん連れてきて、法律違反である暫定基準値の正当性、安全性を垂れ流しています。つまり、風評を流しているのは、政府、マスコミです。だって日本が高度に汚染されたのは事実なのですから、それを安全と言い張り被害者をすこしでも減らそうとしないのは、悪事と言ってもよいのではないでしょうか。
今も、マスコミは浜岡が停まることでの電力不足の心配を煽っています。しょっちゅう行われている反原発のデモも一切報道されないですし、原発反対の割合が異様に少ないアンケート結果が発表されるなど、日々せっせと情報操作が行われています。
一時、デジタルディバイド(ネットリテラシーの格差が情報格差になる)の時代が来るというようなことが言われていましたが、まさにそういう時代になってしまいました。マスコミは庶民の目線を捨て、スポンサーの都合で歪曲した報道をします。テレビ、新聞だけを信奉するちょっと古い日本人は、悲しいかな、真実からすっと遠ざけられています。原子力問題に限って言えば、読売新聞よりは日刊ゲンダイのほうが、記事の真偽を疑うだけまだましな位です。
こんな嫌な流れが、つまり今の日本のエスタブリッシュです。ですが、僕は今後、こういった流れを断ち切り、本当に日本を愛し、心配し、考える政党や、真実を報道するマスコミが出てきて、旧時代の因襲を打ち倒すのではないかという予感があり、ひそかに期待し、楽しみにしています。そうした動きが集まり、強くなって、初めて自動前例踏襲装置のような分厚く動かない官僚制度を変化させ、日本の国をもっと住みやすい、国民本位の国に変えてくれるのではないでしょうか。
今回の菅総理の浜岡原発停止は、その「はじめの一歩」になるかもしれないと思っています。



