先日来社いただいたネット古本屋さんSさんにお誘いいただき、古本の組合の市を見学する機会を得ることができました。めったに見れるものではありませんから大喜びで行ってきました。この組合、大変おせわになっているA-depo会員のHさんがご加入されていて、そのHさんのおかげでいろいろな人と知り合いになれました。本当に感謝しすぎることがない位にお世話になっています。私も大人なのだから、口ばかりじゃなくちゃんとお礼をしなければなりません。それはともかく・・・
行ったらなんと新年会の日。 おすしやらビールやら始まっており、そんな中、袋屋さんをご紹介いただいておりましたので、いろいろと突っ込んだ相談をしてしまいました。おかげで今後の梱包材などで総合的にご相談にのっていただけるような人ができました。ありがたい。
そんなわけで長話をしていたら、恩人Hさんにわざわざお寿司を持ってきてもらってしまい、本当に申し訳ないやらありがたいやら。
その後、みなさんは富くじで盛り上がってらっしゃいました。私は食べていなかった寿司をひとりでもそもそ食ってました。まるで給食を残して授業時間に突入してしまった生徒状態(笑)
その後、いよいよ市が開かれました。まず札を入れる市。商品の山を見て、そこについている封筒に札を入れていきます。値段は2つ以上いれるようになっています。一つ一つ山を見ていくのはなかなか楽しいものでした。自分ならいくらで札を入れるか、考えながら見て回ります。最近の古本屋さんはアマゾンやヤフオクに重心を置いている人が多いらしく、定番の本はあまり見当たりません。
そんな中、化学関係と医学関係の山に注目しました。これには、1万2千円と6千円という値を、頭の中で付けてみました。さて、じっくり値段を決めた後は「振り」という市が開催されました。これはオークションです。始まり値を決めて皆が声を掛けてせりあがっていく方法。見ているとやる気が無くて妙に安い時と、買いあがっていってしまう時があって、かなりお買い得度にばらつきがありそうです。コミックは本当に安い。一山500円とか1000円です。
普段、午前中に「入札」、午後に「振り」なのだそうですが、この日はイレギュラーだったらしくその後、札を改めます。Hさんと共に札を見て、落札者を確認していきます。さっき注目した化学関係は2万1千円、医学関係は2000円台(しかも札は1枚)というすごいばらつき。化学関係は全然落札できませんでした。
文庫本などはおよそダンボール2箱くらいずつ山になっていますが、およそ3千円くらいで落ちてます。
感想としては意外にシビア。良い商品は取引価格がけっこう高いです。ブックオフのセールで買ったほうがもしかすると安いかも知れない。大量に仕入れて大量に売る方式だとこういった市は必要ですが、高い商品を売りたい場合、せどりが有利ではないかと思われます。組合に入ったら商品が楽にバンバン仕入れられると思うとちょっと苦しいことになりそうです。そのかわり、組合に入ると安定供給の道ができます。
とにかく、 大変勉強になりました。今私は古本の世界で生きているのですから市場を見ることができて、感謝してます。ありがとうございました、Hさん、Sさんそして組合の皆様。