宅配便

佐藤部長です。

初めての投稿です。文章を書くことが苦手なものでついつい逃げていましたが、ついにデビューです。

私たちの仕事には荷物を運ぶ運送会社さんが不可欠な訳ですが、私は若い時に某運送会社で宅配便の配送のアルバイトをした事があります。それはお歳暮の時期を挟んだ数ヶ月だけの体験でしたが、非常にきつかった思い出として頭に残っています。

ちょうど息子が金属バットで両親を殺害するという痛ましい事件があった頃で、その事件は私の担当区域内で発生したのでした。その家には配達に行った事もあり、事件の発生に非常にショックを受けたのを覚えています。これを書き出したとたんに記憶が戻ってきて、色々思い出してきてしまいました。別に事件の事が書きたくて書き始めた訳ではないのですが・・・。

これだから文章を書くのは苦手なんだが・・・。

書きたかったのは、きついアルバイトの最中の嬉しい出来事です。

私の配送担当区域にはエレベータの無い団地が何箇所かあり、その団地の高層(といっても5階止まり)階に重い荷物を持って上がって行くのがとにかくきつかったのです。毎日必ず1箇所以上はそういったお宅に汗だくになって荷物を運んでいました。

何の荷物かは忘れましたが、ある日4階のお宅に重いダンボール箱を一箱運んだ時です。そのお宅の人が荷物を受け取ると、「ちょっと待ってて」と言って奥に引っ込みジュースを持って戻ってきて、「これ飲みなさい」と言って渡してくれました。私はお礼を言うと一気にそのジュースを飲み干しました。美味しかった。とにかく嬉しかった。今でもこの時のジュースの美味しさは忘れられません。ありがたかったなー。

今、石田は缶コーヒーやジュースを冷蔵庫にたくさん入れていて、集荷の人が来ると1本渡しています。それを見ると時々あの時のジュースの味が甦って来て思うのです。「運送会社の人、いつもご苦労様です」と。・・・でも誤配は勘弁してくださいね。

 

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