05
12
うちのスタッフは見たことあると思いますが、私のデスクの後ろに転がっていたギターが完成しました。このギター実は以前よく行っていたジャズセッションの店に転がっていた壊れたテレキャスター。メーカー不詳で、「刺玉 トゲトゲsound」とヘッドに書かれていたが、故障して音の出ない状態だったので、修理すると言って持ってきたもの。かわりに私のフルアコのギターを1本置いてきたのですが、確信犯的に出来が良かったら返さないよって言って持って来ましたw。
このテレキャスターというギター、音が硬くて出力が低いのでロックを演るのはちょっと厳しいところがあるのです。ソロを取るのにシビアすぎるので緊張を強いられるギターなのです。今日は、このギターの改造の話。
このテレキャスターを修理するにあたり、太い音の出るギブソン系のハンバッカーピックアップを使いたかったのですが、テレキャスターの渋いルックスがぶち壊しになってしまう。そこで私も考えた。「えい、ピックガードの下に埋め込んじゃえ。」
というわけで、ヤフオクでGotohのピックアップ(そんなのあるんですねw)やらスイッチやらコンデンサーやら仕入れて、テレの改造をしてみました。
ボディのど真ん中にドリルとのみを使ってハンバッカーの埋まる穴をあけ(相当大変でした)そこにハンバッカーを螺子止め。スイッチは5点式に換えて、ストラト系の操作に変更。加えてボリュームとトーンのノブの間にミニスイッチを加えて、ハンバッカーのタッブとしました。コンデンサーも交換して、なんとか配線も出来上がりです。このギターを改造するために電気ドリルを買ったのではないかと疑ったあなた!正解ですw
さて、肝心の音はというと、これはもう、めっちゃ良い結果でした。テレキャスターのカリカリの音も死んでいないですし、いざと言う時にはハンバッカーでパワフルなプレイもできます。加えてタップスイッチでシングルにした音もそのまま使える音ですし、その音と元のピックアップとのハーフトーンも綺麗に出ます。テレキャスターはストラトなどに比べて構造がソリッドなのでハンバッカーを搭載すると結構レスポール系の音です。というかPRS系というか。
テレキャスターのネック側(フロント?)のピックアップの方が真ん中よりも硬い音になっているのが感覚的にはちょっと変ですし、真ん中のハンバッカーにした時にボリュームがドンと上がってしまうというのも欠点といえば欠点ですが、それもすぐに慣れるし。バッキングにもソロにも高いレベルで使える、でもルックスは普通のテレキャスターできました。嬉しいです。
今、多摩センターのコルコバードという店にキープしてあります。興味のある人は今度行って弾いてみてちょ。



