第3話【下駄箱の赤いハイヒール】
- カテゴリー:ノリティの都市伝説物語
- コメント:0件
- コメントをする
08
16
アプレックで、アマゾンに出品されている古本や、買い取りの本・CD・DVDの袋詰めをしていた時、こんなお話を聞きました。
Cさん(仮名)と家族が、賃貸マンションに入居した時、下駄箱に、赤いハイヒールが1足入っていました。前の入居者の忘れ物らしい真っ赤なエナメルのハイヒール。新品でなく、何度か履いたものらしく、少し靴幅が広がっています。管理人さんにそれを見せると、「捨ててください」と言われたので、引っ越しのゴミと一緒に捨てたそうです。
そして、その部屋に住んで、少したったころ、
部屋のあちこちから、足音が聞こえてくるようになりました。
昼も夜も、走り回るような足音がします…。上の階や両隣には、そんな足音をたてる人は住んでいません。
不気味だなぁいやだなぁと思っていたそうですが、Cさんと家族は急に転居することになり、その部屋から引っ越ししたそうです。
しばらくして…、
街で偶然、このマンションの管理人さんに出会いました。
すると、管理人さんは、こんなことを言ったそうです。
「お宅が入居したあの部屋、下駄箱に赤いハイヒールがあったでしょ。それ、最初にあの部屋に住んでた若い女の人のなんだよね。でも、その人失踪しちゃって、荷物は管理人の私が処分する事になって、下駄箱のあのハイヒールもゴミ収集日に捨てたんだけどねぇ。
新しい人が入居するたびに、『下駄箱に残ってる赤いハイヒールどうしますか?』って聞かれるんだよ」



